斉藤裕が持つRIZINのベルトを取りに乗り込むSASUKE

『プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2021開幕戦 』が2021年1月31日（日）東京・ニューピアホールで開催されました。

環太平洋フェザー級チャンピオンシップで、王者・SASUKE選手（マスタージャパン）が一本勝ちを収めました。

SASUKE選手の対戦相手は極真北米王者の打撃を持つストライカーの内藤太尊（roots）選手です。

内藤太尊選手にSASUKE選手は序盤から積極的にタックルを仕掛けて、グラウンドの展開になります。SASUKE選手はスタンドでも左フックで、内藤太尊選手を大きくぐらつかせるなどペースを握って、2Rで圧倒的な勝利を収めました。

SASUKE選手は「100%ではないけど作戦通り。内藤選手は気持ちが強くて粘り強い選手なので、パウンドなら息が切れない。左の蹴りを蹴ってくるのはわかってたので、蹴り終わった不安定なところにパンチを合わせるのを意識し、効いたと思ったらサブミッションで行こうと思ってた」とインタビューで答えており、作戦通りの戦い方が出来たようです。

試合後のマイクでは、2020年11月にRIZINフェザー級王者に輝いた修斗世界フェザー級王者・斎藤裕選手へ対戦の要求をしました。

SASUKE選手は「斎藤選手がRIZINのチャンピオンになって、日本のフェザー級は斎藤裕だとファンもテレビを見ている人も、なんなら斎藤裕を知らなかったフェザー級の選手も言っている」と不満な様子でした。

斎藤選手がRIZIN王者となった点には「美味しいですよね」とSASUKE選手は語っていました。

「斎藤選手がRIZINチャンピオンになってくれて、修斗の株を上げてくれた。斎藤選手を近くで狙う者として、バリューが上がるのは美味しい」とも語っていました。

SASUKE選手は斎藤選手との決着を「四角いリングで」のRIZINで行いたい様子です。

王者となった斎藤選手への即挑戦は難しいと認識するSASUKE選手は「国内のフェザー級の強いヤツを倒さないといけない。それが集まるのがあの四角いリング」とRIZINデビューを斎藤選手へ繋がる強い相手を望んでいるようです。

SASUKE選手は修斗王者としてのプライドを持ちながら、RIZINに参戦する意気込みを語りました。

RIZINはバンタムも面白い選手が多いですが、フェザーも面白くなってきましたね。