前田日明がRIZIN榊原に苦言
格闘家の前田日明氏(62)が2022年1月22日に自身の公式YouTubeチャンネルでRIZINの榊原信行CEOへの苦言を伝えてました。
前田氏は「最近、うん?と思うのはRIZINの榊原氏ですね」と名指した。「朝倉海に対しても『本人がやりたかった』ってそりゃそうでしょ。選手はやりたがりますよ。でも朝倉兄弟の場合は2人ともアウトサイダー時代に1回ずつ骨折してて、2人とも(手に)プレートが入ってるんですよね。その上でプレートが入っている同じところを折ると結構大変になると思うんですよね」と話した。
「今回も海は全治2~3カ月って言ってますけど自分は今回のケガは痛みを伴って変にならなきゃいいなと危惧してるんですよね。下手して痛み止めを打ったためにポンポン殴っちゃってもっと酷いことになって、彼らの場合はパンチが一番の武器なのでパンチが出来なくなると羽がもがれた状態になっちゃうんですよね。それで選手生命もダメになってしまう可能性も大いにあったと思うんですよね」と今回のケガで選手生命を絶たれてしまう可能性があったことを話していました。
「当日の視聴率を気にするばかりに選手のやる気をいい事にコントロールできなかったのはプロモーターとしていかがなものなんでしょうね。自分は選手に万全な状態で100%の力を出して、100%同士の選手たちの競い合う競技の姿をプロモーターとしては見せなきゃいけない。そういう場所を作んないといけないと思う」と厳しい指摘をしてました。
「あの日、ドクターの中で『これ折れてるんで試合はどうなんでしょう。やらせちゃダメなんじゃないですか』とまともなドクターなら言っているはずです。そのドクターの制止を振り切って指示を出したのはプロモーターだと思うので、それはいかがなものなんでしょう」と語っていました。
最後に「私は人間というものは若い時には何をするのかが問われてですね。年を取ると何をしてきたかが問われるんですね。榊原くん、今まで君は何をしてきましたか。よく自らを顧みて反省してください」とRIZINの榊原CEOにメッセージを送っていました。
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