扇久保選手が修斗のベルトを返上した理由とは!?
2021年大晦日のRIZINバンタム級トーナメントを制した扇久保選手ですが、2020年大晦日に堀口恭二VS朝倉海の試合を見て修斗のベルトを返上しようと決意したそうです。
「(20年の)8月に、自分は朝倉選手に何もできずに負けている。その朝倉選手に対して、堀口選手は逆に何もさせず勝ってしまった。『このままではいけない』とその時、思いました。僕の中で、RIZINではバンタム級(-61.0kg)で戦い、修斗では自分の持っているフライ級(-56.7kg)のベルトを守ると考えていましたが、堀口選手の試合を見た時に『二足の草鞋(わらじ)では絶対に勝てないな』と。だからフライ級ではなくバンタム級で、しかもRIZIN一本に絞ろうと思い、フライ級のベルトを返上したのです」
修斗の王座返上から約2ヶ月後にRIZINバンタム級トーナメント開催が発表されました。
扇久保選手は優勝して堀口選手に挑む目標を立ててトーナメントに挑んだそうです。
結果はバンタム級トーナメントの王座となった扇久保選手ですが、次の目標は堀口選手との対戦かと思います。
そして、RIZINでやるべきことが終わった時には修斗に戻って来ることを考えているそうです。
MMAファイターとしての総合力で今回のトーナメントを制した扇久保選手の次が楽しみです。ただ、バンタム級には強豪が多いし面白い選手も多いです。
2022年は扇久保選手を中心にRIZINバンタム級が動くかと思いますが、いつ扇久保選手が誰かに足元をすくわれてもおかしくないくらいレベルが拮抗しているのがバンタム級です。
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